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ドテラは本当に怪しい?口コミから見えるやばいネットワークビジネスの実態や注意点を徹底解説

ドテラは本当に怪しい?口コミから見えるやばいネットワークビジネスの実態や注意点を徹底解説

「ドテラは怪しい?」「やめた方がいい?」といった不安や疑問をお持ちの方へ。

この記事では、エッセンシャルオイルで有名なdoTERRA(ドテラ)が採用するネットワークビジネス(MLM)の実態について、客観的な情報に基づいて徹底解説します。ドテラの製品品質、ビジネスの収益性、厚生労働省の認可に関する誤解、そして実際に寄せられている口コミや評判まで、多角的に検証していきます。

ドテラの参加を検討している方や、すでに参加していて疑問を感じている方は、ぜひ最後までお読みいただき、ご自身の判断材料としてお役立てください。

目次

ドテラ(doTERRA)とは?そのビジネスモデルを解説

doTERRA(ドテラ)は、純粋で高品質なエッセンシャルオイルや、様々なヘルスケア製品を提供している企業です。その製品販売に採用しているのが、MLM(マルチレベルマーケティング)、いわゆるネットワークビジネスと呼ばれる形態です。

ドテラの公式サイトでは、MLM業界の中でも自社製品のリピーターが多く、高い還元率を謳っています。平均再購入率が10%とされる中で、ドテラは68%を誇ると説明されており、その理由として以下の3点が挙げられています。

  • 顧客とWA(ウェルネスアドボケイト=会員)が製品の価値に満足している。
  • 高い満足が製品を他者とシェアしたいという気持ちにさせ、他者との成功を望むようになる。
  • 製品を販売するリーダーたちがドテラの報酬プランの高還元率を認識している。
西野

しかし、これらの数値や主張の具体的な比較対象や調査結果、データが明確に示されていないため、その信頼性には疑問が残ります。「高還元率」についても、誇張された主張である可能性も否定できません。このような曖昧な説明は、参加者が「騙された」と感じる原因となることも考えられます。

ドテラが怪しいと言われる理由

ドテラが「怪しい」と指摘される背景には、いくつかの具体的な理由があります。ここでは、特に懸念される点を詳しく見ていきましょう。

勧誘方法に関する懸念

インターネット上では、ドテラの勧誘方法について「強引である」「誇大広告が多い」といった声が散見されます。特に、以下のような点が問題視される傾向にあります。

  • 強引な勧誘:友人・知人を介した勧誘で、人間関係に亀裂が入るケースが報告されています。
  • 誤解を招く情報提供:「アロマやサプリで健康になり、報酬も得られる」「在庫を持たなくて良い」といった説明が、実態と異なる場合があります。多くの会員が初期の熱意を失い、経済的な負担を抱える可能性も指摘されています。
  • 代替医療としての誤用:ドテラの商品は、フランス式アロマテラピーをベースにしていると説明されることがあり、精油を直接経口摂取したり皮膚に塗布することで、症状改善に役立つ「代替医療」として紹介されることがあります。しかし、医療従事者ではない会員が、このような効能を謳って販売することには大きな問題があります。

ドテラのアロマオイルの品質と安全性に関する不明瞭さ

ドテラは独自のCPTG®(Certified Pure Tested Grade)品質基準を設け、原材料の選定から製造まで厳格な管理を行っていると説明しています。公式サイトでは検査結果も公開されており、製品の品質管理には一定の努力が見られます。

しかし、アロマオイル自体が全ての人にとって「安全」であるとは限りません。エッセンシャルオイルは非常に濃縮されており、肌への直接塗布や飲用には注意が必要です。特に敏感肌の人やアレルギー体質の人は、パッチテストを行うなど慎重な使用が推奨されます。

また、日本国内においては、アロマテラピーは主に「リラクゼーション」や「補完療法」として位置づけられており、医療行為とは異なります。資格を持たない個人が「精油を飲むだけで症状や病気が治る」などと宣伝することは、薬機法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)に抵触する可能性があり、悪質な商材販売と問題視されることがあります。

ドテラのアロマオイルの品質自体は高いかもしれませんが、「全ての人に合う」わけではなく、その使用方法や効能に関する誤った情報には特に注意が必要です。

副業としての収益性に関する疑問

ドテラはネットワークビジネスであるため、製品を自分で販売したり、他の人を紹介してチームを拡大することで報酬を得る仕組みです。しかし、このビジネスモデルには以下のような注意点があります。

  • 初期費用と継続的な自己購入の負担:収入を得るためには、毎月一定額(例:100PV=約12,000~14,000円相当)の製品購入が必要となるケースが多いです。これは、メンバーにとって継続的な経済的負担となります。
  • チーム拡大の難しさ:報酬は新規会員の紹介ボーナスやチームの売上に応じて発生しますが、チームの拡大や新規会員の紹介ができないと収入は伸びにくい構造です。
  • 上位層優位のビジネスモデル:ネットワークビジネスの特性上、先に参入した人ほど大きく稼げる傾向にあり、後から参加した人は赤字が続くパターンが多いとされています。
  • 多くの人が稼げない実態:全員が大きく稼げるわけではなく、実際には多くの人が副収入や小額収入にとどまる、あるいは赤字になるケースが報告されています。
西野

純粋に製品が好きで利用する分には良いかもしれませんが、「稼ぎたい」という理由だけでドテラに参加するのは、慎重な検討が必要です。

ドテラの厚生労働省の「認可」に関する誤解と実態

ドテラのアロマ(エッセンシャルオイル)は、日本では「食品添加物」「化粧品」「雑貨」として輸入・販売されています。このうち一部のオイルは「食品添加物」として登録されていますが、これは「食品の香り付け」などの用途で認められているものであり、厚生労働省が「飲用しても安全」と認可したわけではありません。

つまり、ドテラ(doTERRA)は厚生労働省から「食品や飲用としての認可」を受けているわけではない、というのが実情です。

にもかかわらず、「アロマオイルを飲むと花粉症やアトピー、癌、インフルエンザが治る」「コロナにも良い」といった、医学的根拠のない情報や明らかな嘘を交えた営業トークが行われる事例が報告されています。このようなデマ情報に基づいて製品を販売することは、消費者を危険に晒すだけでなく、法的な問題にも発展する可能性があります。

製品の安全性を判断する際には、「厚生労働省が飲用を推奨しているか」といった公的な情報を確認することが極めて重要です。

ドテラオイルに関する実際の口コミ・評判

ドテラに関する口コミや評判は、インターネット上で多岐にわたります。特に目立つのは、製品の効能やビジネスモデル、人間関係に関する懸念の声です。

友達をなくすとの声もある

ネットワークビジネス全般に言えることですが、友人・知人を勧誘することによって人間関係に亀裂が入るケースが少なくありません。ドテラについても、「企業した」と言ってセミナーを始め、昔からの友達に縁を切られてしまうという声がYahoo!知恵袋などに寄せられています。

質問者:1052793478さん
昔からの友人が突然「企業したんだ!」と言い出し、インスタでオンラインのセミナー?みたいなものを開催し始めました。それまでは専業主婦だったのに、毎日「お茶会」などと銘打ったセミナーを開き「今日も出会に感謝」とか投稿しています。(中略)友人はどんどん昔からの友達に縁を切られていますが、それでも続けたくなるほどお金になるものなのでしょうか?

引用元:Yahoo!知恵袋より一部抜粋

また、以下のような家族からの相談や、教育現場での勧誘に関するツイートも見られます。

ID非公開さん 2021/1/29 17:11
高校生です。相談がございます。 母親がdoTERRA(ドテラ)というアロマオイル、サプリなど毎月大量購入しており、料理を作る際や家族が怪我や病気になった時も全てオイルで解決しようとします。母親以外の家族は皆オイルの臭いが嫌いで毎回渋々飲まされています。最近、友達や職場の方々にも勧め出したので怪しいと思い自分なりに調べたところマルチ商法とありました。マルチ商法は良くないというイメージがあったのでかなり心配しています。このdoTERRAというのは、マルチ商法含め安心安全なのでしょうか? 僕個人の意見としては辞めさせたいと考えています。母親を説得できるような情報がありましたらどうか教えて下さい。。

rzt********さん 2021/2/2 11:04
マルチ商法ってやっぱりねずみ講と同じなんですよね。なんとか法を犯してないですが、私は詐欺みたいなもんだと思っています。洗脳って本当に怖いですもんね…(中略)お母様に目を覚まして欲しいです。アロマオイル飲むって変ですよ。この知恵袋含めお母様に見せてあげたらどうですか?
引用元:Yahoo!知恵袋より一部抜粋


西野

これらの口コミからは、ドテラの製品や販売手法に対する批判、そして人間関係のトラブルに発展するケースが多いことが伺えます。儲けのために強引な勧誘を行う人も、悪気なく友人や知人に製品を勧める人も、結果的に信頼を失ってしまう可能性があるため、安易な参加は避けるべきでしょう。

ドテラの会社情報と透明性

doTERRA(ドテラ)の運営会社は「doTERRA CPTG Essential Oils Japan 合同会社」であり、登記された会社であるため、特殊詐欺や集めたお金を持ち逃げするなどのトラブルは起きにくいと考えられます。

以下に、特定商取引法に基づく会社情報をまとめます。

ドテラ運営会社の特定商取引法に基づく表記

運営会社名:doTERRA CPTG Essential Oils Japan 合同会社
運営責任者:代表責任者 ネイサン・ファンズワース
所在地:〒106-0031 東京都港区西麻布3-5-5 dōTERRA Japanビル
電話番号:0800-100-0789 (03-4589-2610)
メールアドレス:不明

特商法に基づく情報は公開されていますが、カスタマーサービスやアロマテラピーに関する問い合わせ先が公式サイトに明確に記載されていない点は、透明性の観点から懸念材料です。

ビジネスに参加し、何かトラブルがあった際に、直属の上司や紹介者にしか問い合わせができないとなると、適切なサポートを受けられない可能性があります。信頼できる企業であれば、迅速かつ明確な問い合わせ先を提供することが一般的です。

まとめ:ドテラを副業目的で参加する場合は人間関係に注意

ここまでドテラのビジネスモデル、製品の安全性、収益性、そして実際の口コミ・評判について見てきました。これらの情報から、ドテラへの参加を検討する際には、以下の3つの理由から特に注意が必要であると判断できます。

  • 勧誘方法と情報提供の課題:強引な勧誘や、製品の効能に関する医学的根拠のない情報、代替医療としての誤用が懸念されます。
  • 収益性の低さと経済的負担:ネットワークビジネスの構造上、多くの人が期待するような収入を得るのは難しく、毎月の製品購入が経済的負担となる可能性があります。
  • 厚生労働省の「認可」に関する誤解:製品の一部が「食品添加物」として登録されていても、厚生労働省が「飲用しても安全」と認可しているわけではないことを理解しておく必要があります。

インターネット上には、人の弱みに付け込んでお金を騙し取ろうとする悪質な業者が増えています。副業が一般的になりつつある今だからこそ、きちんとした情報を手に入れ、冷静に判断することが重要です。

ドテラに限らず、どのようなビジネスや副業に参加する場合でも、常に意識するようにしましょう。

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この記事を書いた人

はじめまして。
当ブログを運営している西野と申します。
私はこれまでに、数々の副業や投資案件に挑戦してきました。
しかしその中で、200万円以上を失うという苦い過去があります。
この経験をもとに信頼できる副業を見つけ、今では副業だけで生活できるようになりました。
このブログを通じて怪しいビジネスの注意喚起をおこない、詐欺被害を減らしていきたいと考えています。

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